障害開示のハードルと僕
みなさんこんばんは!ゆ〜だいです!今日はブログ第8弾ということで、障害開示のハードル、つまり障害当事者が自身の障害や困難さを周囲に伝える際の障壁となりうるものに関する記事を書こうと思います!
僕は以前の記事で次のようなことを書きました。
・障害者と健常者がお互いに歩み寄り会うことが重要である
・障害者が健常者に歩み寄るために必要なことは、自分の障害や困難の開示である
・障害や困難を開示しないことは、自身の不利益に繋がりうる
以上のことは僕の考えとしては変わっていません。僕個人としてはどんどん開示していった方が後々楽かなーなんて思ったりもしています。
そんな中、最近大学で出会った発達障害のある学生が次のようなことを話していました。
空気を読めない、締め切りをよく忘れてしまうといった困難さを説明してもスルーされることが多いから、自分の障害のことを話すかどうか迷うことがある。
発達障害のある人の中には、
・課題にやる気が出ない
・締め切りや予定をよく忘れてしまう
・好きなことに没頭するあまり、やるべきことを忘れてしまう
・空気を読めない
・集団の中にいると疲れてしまう
といった困難がある人もいるようです。これはあくまで僕が発達障害のある学生数人から聞いた内容です。
このような困難を伝える時に難しいのは、
誰にでも当てはまってしまうような困難だということです。
誰にだって課題にやる気が出なかったり、予定や締め切りを守れないことがあります。
そのため言われた側としては、
・あー私にもよくあるよーそういうこと
・それって頑張りが足りないんじゃない?
などの反応が返ってくるケースもあるようです。
僕は発達障害の専門家ではありませんが、当事者の困難は私たちが「自分と同じ」と思う困難さは全く別物なのかなと、話を聞いていて思いました。
そもそも努力でどうこうならないから、「発達障害」という診断がくだるわけですしね。同じなはずはありません。
実際に僕も自分の困難さを開示した時に、
・私も老眼で小さいものが見えないのよー
・人の顔覚えるの私も苦手なの!
と言われたことがあります。
この反応を聞いて僕は率直にこう思いました。
うーん、この人俺の障害開示をスルーしてるな、あんまり聞いてないな。。てか老眼と一緒にすんなや。笑
多分こういうことが続くと、当事者は障害開示を悩むようになるのかな。。
特に外見では障害があるってわからない人、例えば精神障害、発達障害、弱視など、の人はこの問題に出くわすのかなと思います。
この問題をどうやって改善していくか、僕の考えは以前の記事で書いたとおりです。
障害者と健常者の歩み寄り合い!!
まず、障害者側は、めげずに伝えていくしかないのかなと。ちょっと大変だと感じる当事者もいるかもしれませんが。。
自分の困難さは、自分一人の努力でどうこうできるものではないことやあなたが同じと思っている困難さとは別物だということを、しっかりと当事者自身が伝わるように話していく必要があると僕は思います。
この人わかってくれないからもういいや、って伝えるのを諦めて、健常者はここがズレてると嘆くだけでは、状況は良くならないと僕は思います。
そして健常者側にできることは、開示された内容をきちんと受けとめるということです。
開示された困難さが、自分が思うものとは別物だと、認識することだと僕は思います。
これは、片方が歩み寄るだけでは不十分です。両者が上で述べたようなことを実践していけば、少しずつ状況は改善されると僕は信じています。
いかがでしたか?この問題もなかなか難しい。
皆さんもぜひ考えて見てくださいね!
長文お読みいただき、ありがとうございました!
次の記事で何を書くかはまだ決めていませんが、近日中に書ければと思っています!
ではではー(^ ^)