弱視と僕 Ⅱ
みなさんこんにちは!ゆ〜だいです!
今日は記事第4弾ということで、僕が弱視によって実際何が見づらいのか、どんな時に困るのかについて書きたいと思います!
前回の記事で書きましたが、僕は網膜色素変性症という視覚障害で、弱視です。
視力は 現在、左が0.2、右が0.02です。主に左目でものを見ています!矯正はできません。
視野の中にドーナツ型の輪状暗点という見えない部分があります。従ってドーナツの中心部分、とドーナツの外側でものを見ています。文字などはっきり見なきゃいけないものは中心部分で見ています!
さて、言葉で僕の見え方について書きましたが、それで??なにができて、なにができないの??って感じですよね??笑
以下に僕ができないことや大変なことについて紹介します!
1小さい字やものを見る時
まず、「目が悪い」と聞くと、一般的に想像される ことなのかな??
細かい字や遠くにあるものを見るのが難しいです。視力が低いということに加え、僕には視野のこともあるので、余計に大変です。笑
中心視野(ドーナツの穴が空いた部分)でものを見るので、遠くのものを探す時に苦労します。\」
例えば、歩行者用の信号!!
目の前にあるはずなのに、どこにあるのか見つけられない。。一人で信号を渡るときは、車の流れとかを見てなんとか判断することもあります。笑
あと、時刻表みたいな細かいのもちょっと。。どこに何が書いてあるのか、一度に全部を見ることができないので、1マス1マス自分の見たい部分を探しています。
まあ、最近はスマホなのでそこまで困らなくなりました!便利な世の中になった(^ ^)
2長い文章を読むこと
勉強の時に一番困るのはこれですね〜〜
ドーナツの中心でしか、はっきりと字を認識できないので、一階に目に入る文字数が1か2文字程度なのです。そのため文字数の多い文章を読むのは、結構時間かかります。開業の時は、次の行がどこにあるのか、わからなくなることもあります。
他の人が音読する文章を目で追うのもギリギリって感じです(^ ^)
以前読み速度の検査をした結果、僕の読み速度(黙読では大体小学5年生の平均と同じ速さでした
大学に入る前までは、気合いで教科書とか黒板の文字とか読んでいましたが、もう頑張りたくありません。笑
スマホで文章を読むときは音声読み上げ機能を活用しています。
また大学の資料は、先生にデータをもらって、PC や iPad の読み上げ機能を活用して読んでいます!
結構早い速度で聞くので、よく驚かれます。。笑
3人の顔を覚えられない
これはこれまで周りの人にあまり話してはいませんでしたが、僕は人の顔を覚えられません。視力が低いから、顔を見ることができず、覚えられないというわけではありません。
詳しいことはわからないのですが、おそらくはっきりとものを見ることができる範囲が狭い(文字1、2文字分)ため、一度に顔の全体を見ることができず、記憶に影響があるのかなと思っています。
だから人の顔は何と無くで覚えています。髪型とか、声とか、身につけているカバンとか靴とか、。。
テレビに出てくる女優とかアイドルとか、みんな髪型おんなじなので、誰が誰だか全くわかりません。笑
これはおじさんになると良くある現象らしいのですが、僕は年のせいではありません。笑
中学高校の時は、みんな同じ制服を着ていたので、多分大変だったのかな??髪型とか声でなんとかやってたんだと思います。あんまり覚えてないけど笑
顔を認識して、音声で伝えてくれるサングラスみたいなのが開発されればいいなぁ(^ ^)
もし僕に話しかける際は、最初に名前を言っていただければ、顔ば覚えられなくても困らないので助かります(^ ^)
以上が僕の見づらさや困難についてです!
弱視の人の見えづらさは100人いれば100通りあります。あくまで一つの事例として、こういう人もいるのかーと心に止めていただければ幸いです(^ ^)
次回は、「障害者と健常者の関係」について、自分なりの意見を記事にしたいと思います!
長文お読みいただき、ありがとうございましたー!