ゆーだいのブログ@身障者手帳保有

みなさんこんにちは!ゆ〜だいです!僕は弱視の大学4年生です!「障害」、「格差」、「マイノリティ」、「社会」など、様々なトピックについて発信していきます!!

障害開示の重要性と僕

みなさんこんにちは!ゆ〜だいです!今日はブログ第6弾として、僕がこれまでの人生で最も障害開示の重要性を学んだ経験について、記事を書こうと思います!

 

僕は自分の障害を周囲に開示しなかったことにより、非常に後悔した経験があります。自分の障害、そして具体的に自分には何が難しいのか、どういう配慮が必要なのかを伝えないことが、自分をどれだけ不利にするのかを痛感させられました。

 

その経験とは、ズバリ・・・

 

部活動!!!

 

僕は高専生時代、バスケ部に所属していました!
当時の僕は部活のために学校に行っているようなものでした笑
別に所属していたバスケ部がすごい強豪だったというわけではありません。しかし当時の僕にとって部活動は学生生活の全てと言っても全く過言ではありません。
部活動中の練習も、時間外の練習も当時の自分としては熱心に取り組んでいたと思っています。
それは、自分には備わっている運動能力や目のことも含め、他の人よりもたくさん練習をしなければという思いがあったからです。

 

そして最後の大会、僕たちのチームは高専大会という、高専同士で競う大会で全国大会に出場することを目標としていましたが、結果としてその目標には届きませんでした。

 

その後部活動を引退して、僕はすごく考えました。

なんで全国大会へいけなかったんだろうか??

毎日毎日、考えました。
僕は当時キャプテンで、練習メニューも僕が決めていたこともあり、
「◯◯な練習をもっとすべきだった」、
「チームメンバーのモチベーションを上げる努力をすればよかった」、
「もっと練習すればよかった」
などなど
いろんなことを悔いていました。

 

しかしそのときふと次のようなことを思いました。

「僕自身が自分の障害のことをもっとチームメンバーに共有し、補って貰えば僕自身がもっと自分の練習の成果を発揮できたのではないか」

 

僕はチームのメンバーに自分の障害について自分から話したことは一度もありませんでした。見た目では僕は障害があるようには全く見えないこともあり、チームメイトは僕の障害のことを知ってたのかな??なんかそうらしいよくらいの認識だったんじゃないかな??

 

バスケをする際、僕の障害や見え方によって困ることがいくつかありました。

 

例えば、、

・距離感がつかめない

・飛んでくるボールが見づらい

・自分がマークする選手の背番号が見づらい

 

しかし僕が最もいま振り返って大変だったことは、体育館の壁の色とボールの色のコントラストによる見えづらさです。

 

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写真のように、背景の色(白)とボールの色(赤)の差がはっきりしているときはボールがすごく見やすいです。

実際に毎日練習していた光線の体育館の壁の色は白、床の色は薄い茶色だったので、比較的ボールが見やすい環境でした。

 

しかし、当たり前のことですが、練習している体育館と大会が行われる体育館はほとんどが別です。

 

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 写真のように、背景色が茶色の場合、ボールは僕にとってすごく見づらい。

実際に多くの体育館の壁が濃い茶色です。

この場合、仲間からのパスが普段に増して見づらい、てかボールを飛んでくるのが怖いとさえ感じます。

 

当日大会の体育館の壁の色は濃い茶色で、正直ボール全然見えませんでした。

練習でも自主練でも、シュート練たくさんしたけど、その成果は大会では全くといいほど発揮することはできませんでした。

 

もちろんそれは僕の実力不足も多少はあると思います。でも多分それ以前の問題でした。

どんなにシュート練習をしてスキルを磨いても、ボールをキャッチすることができなければ意味がありません。

 

僕はバウンドパス(1バウンドさせるパス)だったら、壁の色に関係なく取りやすいということを当時から自覚していました。おそらくバウンドの音で反応できるからかな??

 

でもそのことは誰にも話していませんでした。たぶんちょっとしたプライド?みたいなものがあったんだろうな。。

 

もし、僕が自分の障害や見えづらさをチームメイトに話し、パスを全てバウンドパスにして欲しいと求めていたら、僕は大会で練習の成果を発揮できたのかもしれない、数多くこなした練習も身を結んだのかもしれないと思うようになりました。

 

そしたら、自分の障害や困難を開示しないことは、自分を不利にすることなんだと僕は強く学びました。

 

僕に限らず、また障害の有無にかかわらず、この話からは重要なポイントが見て取れるのではないかと僕は思っています。

 

それは、

 

「弱みをみせる重要性」

 

ということ!!

 

誰にでも苦手なこと、できないことがあります。それを他人に見せることはすごく勇気がいることです。不安、恐怖、プライド、いろんな理由で弱みを見せることをためらってしまう。

 

そもそもできないこと、苦手なことは誰しもが持つことです。それはもちろん障害の有無にかかわらず。

多くの人がその事実は知っているけれど、それを「見せる」となると、なかなか実行できないんじゃないかな?

 

しかしそのためらいが、僕のケースのように大きな公開につながることもある。

皆さんも一度、自分の弱さを見せることについて考えて見てください!(^ ^)

 

以上が僕の経験と、そこから学んだこと、メッセージできることでした!

長文最後までお読みいただき、ありがとうございました!

次の記事で何書くか、現段階ではまだ決まっておりません。笑

しかし、近日中に何かしらのトピックで記事を書こうと思います!

 

ではではー!!